アンジェリーナ・ジョリー 両乳房切除 再建手術・遺伝子検査 費用は？ 乳がん検診

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米女優アンジェリーナ・ジョリー（３７）が、14日、がんになるリスクを減らすため、両方の乳房を切除する手術を行ったことを明らかにした。抜群のスタイルで、その美貌が人気の一つでもあったアンジー。女性にとって大切な乳房、しかも両方を切除する決断に至るまで、計り知れない苦悩があったであろう。

そもそも、がんリスクが分かったのは遺伝子検査を受けたからだ。
その遺伝子検査の費用は？

保険適用外になるため、およそ100万円かかるそうだ。

アメリカでは、実施する病院も受ける人も多いそうだが、
日本では、まだ実施している病院も少なく、受ける人もほとんどいないのが現状だ。

ところで、切除後そのままでは精神的にも仕事にも悪影響があることは言うまでもない。

切除手術後、9週間で両乳房の再建手術をうけたそうだ。

がんを発症する部分である乳腺（母乳が作られる所）を取り除いたため、
その殆どがなくなった胸。

その乳腺があった部分にシリコンを入れて、
元の胸の膨らみを再現する手術だ。

気になる費用は、およそ１５０～２００万円だそう。

アンジー曰く、

「すっかり元の胸よりもいい形になった。」

「女性には、色々な選択肢があることを知ってほしい。」

と、コメント。

苦渋の決断の末、乳がんになるリスクが８７％から５％へ減少し、
胸もすっかり元通りの姿になり、がんになる恐怖からも開放され、
これまで以上に仕事に打ち込めるに違いない。

ただ一般人からすると、切除する勇気、また費用の面から言っても、
なかなか真似出来る行動ではないだろう。

やはり、定期的に乳がん検診を受け、自発的な予防をするのが堅実。
がんの中で、唯一、触診で発見できるのも乳がんの特徴だ。

知人の女性に、ある日自分の胸に小さなしこりがあることに気付き、
恐る恐る病院へ行った人がいる。

エコー検査の結果、乳がんではなく、

「乳腺の線維腺腫」と分かった。

「乳腺の線維腺腫」とは、

良性のしこりで、ガン化することは少ないとのことだが、

現在、しこりが大きくなっていないか、悪性になっていないか、
年に一度の検診に通っている。

女性の方は、お風呂に入った時などに自分の胸を触診して、

しこりがないかどうか、

時々調べてみるもの、オススメだ。

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タグ：アンジェリーナ・ジョリー 乳がん 乳房切除 遺伝子検査