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カンヌ審査員賞 福山雅治主演 「そして父になる」 役作りを語る [福山雅治]

福山雅治主演の映画「そして父になる」(是枝監督)が、「カンヌ審査員賞」を受賞した。この審査員賞とは、「パルムドール」、「グランプリ」に次ぐ賞である。審査員が、どうしても入れたいという強い想いがある作品に与えられる賞だとも言われている。

日本の作品が「カンヌ審査員賞」を受賞したのは、1987年の三國連太郎「親鸞・白い道」以来26年ぶりとなった。

主演の福山雅治は、この映画の話を頂いた時、
「自分自身が(プライベートで)父親ではないのに、この役ができるか不安だった。」という。

その言葉を聞いて、監督の是枝さんは、
「それがいい。父親ではなかった男性が、だんだんと父親として成長する姿を描いていきたいので。」と答えた。

その是枝監督の言葉を聞いて、不安が軽くなって役に入れたと語った。


~映画のあらすじ~
息子が1人いるエリート3人家族。ある日、その息子が出生時に他人の赤ちゃんと入れ替わっていたことが分かる。そのことを知った子供、親の視点から葛藤する様子が描かれている。

受賞理由として、万国共通の子供と親の絆・葛藤を描いているため、
日本人だけでなく外国人にもパッと見てすぐによく分かる親子物語であったところが大きいと言われている。

また、エリートとしての勝ち組のいやらしさが、よく出来ていてよいとも評価されたようだ。

上映後の10分間に亘る拍手・喝采については、

「あんなに中身の濃いスタンディング・オベーションは、初めてだ。」

と報道している所もあったそうだ。

ちなみに、イギリスの一部マスコミでは、

福山雅治が「デビット・ボーイ」に似ている、とも報道されたそうだ。

今後の福山の活躍もさらに注目だ。



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